研究センターからのメッセージ

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パンダの故郷 臥龍パンダ研究センターからのメッセージをご紹介します。

日本パンダ保護協会及び日本の皆様へ


[日本語訳]

日本パンダ保護協会及び日本の皆様へのお見舞い

日本パンダ保護協会 :

現地時間 2011 年 3 月 11 日 14 時 46 分、日本宮城県以東の太平洋海域にて深度 10km の浅い地点を震源地としてマグニチュード 9.0 の地震が発生し、現地では地震及び津波による甚大な人的被害と建物の損壊を被った。我々は臥龍パンダクラブを代表して被災地の皆様にお見舞いを申し上げるとともに、不遇の被害にあった多くの方々に哀悼の意を示します。また、被災地にて救護活動に尽力された自衛隊はじめ多くの方々に最高の敬意を表したく存じ上げます。貴政府の力強い指導の下で、諸外国からの手厚い支援の下で、国民が一致団結して災難に立ち向かうことで、日本の方々が必ずやこの困難に打ち克ち、素晴らしい国家を建て直すであろうことを我々は固く信じております。

以上

2011 年 3 月 11 日
臥龍パンダ クラブ

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副センター長 王 鵬彦さんからメッセージ


臥龍中国パンダ保護研究センター
副センター長 王 鵬彦

私たちはパンダの故郷―中国四川省臥龍パンダ研究センターのスタッフです。
パンダ絶滅を阻止する為に、パンダの保護を行っております。

パンダは今、世界におよそ1596頭しかいない希少動物です。
当センターは主にパンダ保護の為にパンダを総合的に研究をしております。

私達センターの活動の一部と当センターで飼育されたパンダの話をご紹介します。
傷だらけで救出されたパンダ「雷雷」(レイレイ)は、左手を失っていました。
当然、国内外の専門家は皆、「雷雷」は子供を産むことは出来ないであろうと診断しましたが、2000年に当センターで子パンダを生み、しかも自力で子パンダを育てています。
また「美女」月月(ユウェユウェ)は子宮の病気にかかっていましたが、意外にも当センターで、2000年に初出産ができました。
野生で生活する中で怪我をしてしまい脳に障害をもつ「21号」は当センターでとても可愛がられているパンダで、1997年から今まで5年間連続して子供を生みつづけていますが、脳の障害により、子パンダに授乳する事さえも忘れてしまい、自分の子を育てられないでいました。
研究センターのスタッフと飼育係は、彼女に子パンダの育て方を一生懸命教え、大変心血を注ぎました。
4年間の歳月を経て、「21号」は子供を生み、半月後、やっと自分の子供に哺乳することが出来るようになりました。

臥龍は、パンダにとってとても恵まれている自然環境ですが、パンダが生息する区域は地域開発により以前より縮小しております。
さらに自然環境の変化により、パンダの餌である笹が急激に減少し、パンダの食料難が、彼らに生存危機をもたらしています。
臥龍パンダ保護センターは、中国政府、国連の支援を得て、パンダの保護と繁殖のため、一所懸命努力していますが、
さらに悪化している自然環境の中で、パンダの研究や繁殖、保護を満足に行うことが出来ません。
パンダの生態系の維持やパンダの人工繁殖、パンダの養育と治療に巨額の費用がかかります。
研究設備と人材が不足していることも我々は大変憂慮しています。

このように多くの困難に直面していますが、世界のパンダを保護するために、全身全霊を傾けて頑張っていきたいと思います。
どうか、貴方の目をパンダに向けて、パンダに関心を寄せていただけますか?
そして、われわれと手を携えて、パンダの保護に、自然環境の保護に皆の知恵や力を結集していこうではありませんか!

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